それはどうかな

心に引っ掛かったことを書き留めます

年末はそれどころじゃない

町田啓太&玄理が結婚発表 https://ndjust.in/hHUvB_Ke #NewsDigest

 

スクープよりもダサい私服が衝撃的だった

例のツーショットで

こりゃ、年内結婚だなと思ってたら

 

ハイ、予想通り

ベタなクリスマス婚でしたね。

 

ま、ひと先ず、おめでとうございます。

 

 

チェリまほ黒沢くんにポーッと熱上げてた

最高潮の最中の

あのドン底突き落としの件に比べれば

 

今回は全くと言っていいほど

動じるところはございませんでした。

あぁ、そうですかって感じ。

 

近頃じゃ、一応追っかけて観てた

エナガのうんたらかんたらも

予約し忘れてたことすら忘れているという

状態で(笑)

 

取り敢えず、正月ドラマの『いちげき』は

宮藤官九郎作品なので観ようと思いますが

 

いやぁ~、私、確実に

町田くんから潮が引いてますな。

 

「好き」の反対は「嫌い」じゃ無いんだねぇ。

「無関心」なんだねぇ

と、しみじみ噛み締めて

年越し準備に勤しみたいと思います。

 

皆様、良いお年をお迎えください。

 

 

通販番組 プロ素人の闇

大変ご無沙汰してしまいました。

申し訳ありません。

 

 

 

実は、私がかれこれ1年ほど前に書いた

記事がございまして

https://yorunonezame.hatenablog.com/entry/2021/08/21/005258

その後もしつこく

ウォッチングしてたのであります。

 

そして「コイツ、ここにも出てるのか!」

にはもう慣れっこになった、つい先日

我が目を疑う光景に出くわし

開いた口が塞がリませんでした。

 

なんと、前にも取り上げた

通販出突っ張りの素人(仮)オバサンが

とうとう違う名前も使い出したのです!

思わず2度見しましたよ。

 

どういうことかと言うと

育毛剤、膝サプリメント等々で

散々横にデーンと出してたフルネームの

苗字が別名

下の名前は平仮名を漢字表記にして

この度

卵殻膜成分配合オールインワンジェルを

絶賛されていたのです。

 

「苗字が別」ってことで

離婚か、はたまた結婚されてかは

わかりませんけど

下の名前をいきなり漢字表記にする?

それに何より従来の膝サプリCMなどでは

未だに、昔の名前で出ています

小林旭か!)

 

それでなくても、実際に体験し

効果の程を正直に述べていると思しき

一般人が

実は「素人を演じるプロではないか?」

と疑われているのに

 

別CMで名前を変えて

更に別の一般人になりすますとは

悪どさもここまで来たか

という感じなのです。

 

怒り心頭の私は

その怪しい素人(仮)オバサンが

所属していると思われる事務所に

直撃電話してみたのです!

(内心ドキドキでした……)

 

その事務所はエキストラ派遣を生業に

しているところで

その素人(仮)オバサン

確かにそこの所属タレントでした。

(もう「タレント」と呼んでもいいと

思います)

 

さていよいよ、素人(仮)ではなく

晴れて「プロ素人」となったオバサンの

別人なりすましについて疑問を呈すると

社員の男性はこう述べられました。

 

「その別名義での活動は

本社の管轄ではありません。

当該タレントがその名義で

別の事務所に所属して得た仕事ではないの

か」

 

えっ?!

 

そんなことがあり得るのですか?

と、問うと

「あり得ますね」ですって。

ヒエ〜〜ッ!!

 

加えて、そちらの業界では

最低限ココは守ろう

みたいなルールは無いのか、と質すと

「無い」のだそうです………

仁義なき通販CM業界なのであります。

 

ここで二の句が継げなくなっては

電凸した意味がありません。

ではこの件をJAROに訊いてみます……と

若干含みを持たせた一言を残して

電話を切りました。

(気のせいか、社員さん

ちょっとドギマギしてましたよ)

 

JAROとは公益社団法人  日本広告審査機構

「紛らわしい広告・表示」に

目を光らせる団体ですね。

 

再びドキドキしながら

電話をかけると、女性の方が応対。

事の経緯を話すと

やたら「具体的に仰ってください」と

 

要するにそのオバサンの名前やら

該当CMの内容企業名商品名

一切合切を詳しく説明しなはれって

ことなんですね。

 

そうしましたら

「では、こちらで見てみまして

それから判断いたします」ですと!

 

なんかねぇ、ピンと来てないんですよね。

 

この手の通販番組で

真っ先に目を付けられる箇所は

医薬品ではないのに「効能・効果」を

明言してしまっているかどうか。

(これは完全に違反行為です)

 

じゃあ、そのために

出演者に感想で語らせ

「あくまでも個人の感想です」を

言い訳で入れるんですね?

と、訊いたところ

 

なんと!そのテロップを入れれば

何を言っても許されるわけではないそう

なんですね。

 

え?

それなら、ほとんどのCMアウトじゃん!

 

その点も色々とツッコミたかったんですが

今回の私の疑問点は、あくまでも

「仁義なき別人なりすまし」なので

そこを一生懸命、力説したのですが

 

「一般の方が実名を出したくなくて

色々仮名を使うことは

違反とは言えない」の一点張り。

 

だから、そのオバサンは

純粋な一般人ではないのだよ、と

いくら言っても

「見てみないと判断できません」………

最後まで暖簾に腕押しでした。

 

 

前の記事でも述べましたが

名の通った芸能人が絶賛するのと

実際に使用した一般人が

実感として「良かった」と言うのでは

圧倒的に後者の方が信憑性あるわけです。

 

しかし、その一般人が

実はこなれた演者に過ぎないとなると

視聴者が信じる拠り所は

根底から崩れます。

 

しかし、そこに明確なルールは無いのが

実情なのです。

 

プロ素人の皆さんは

一般人を一般人らしく演じるプロ仕事を

しながら

プロとしては無名であることを最大限に

利用して

時には仮名を使える一般人の恩恵にも

与るという

実にオイシイお仕事をなさっているわけ

ですね。

 

いやぁ、コレは盲点でした。

無名であれば無名であるほど

通販業界では重宝されるという、ね。

 

でも、そういうことなら

件のオバサンのように

あっちゃこっちゃ出まくるのは

却って、墓穴を掘るんじゃないかえ?

 

泡食って別名使ったって

髪型、髪色、雰囲気変えたって

大規模顔面工事でもしない限り

すぐバレまっせ。

 

それに、無くて七癖と申しまして

口調の癖はそうそう直りません。

ま、そういうところが

万年エキストラなんでしょうな。

 

と、悔し紛れにイヤミを言ってみましたが

 

実はJAROにも

解せない点がございまして。

 

広告に関する苦情を承る機関にしては

「広告にあまり関心が無いんじゃない

の?」

という印象が拭えないのですね。

 

あれだけ毎日、朝から晩まで

垂れ流されていれば

商品名を聞いただけでピンと来そうな

ものなのに

何を聞いても「?」な初耳感。

 

もしかして、もしかしてですが

ただ単に「苦情を聞く」という

バイトか何かじゃあるまいか?

 

とにかく、何にしても

通販番組に対しては

・鵜呑みにしない

・買おうと思ったら、録画に録って

 細かい字で書いてある所をよく読む

・ネットで口コミを調べる

等々の自衛策を万全に取ることを

強くお勧めいたします。

え?今頃?


【スクープ】町田啓太が4才年上女優・玄理と熱愛 町田がべた惚れしアプローチ、すでに同棲中|NEWSポストセブン - Part 3

 

いつものように、ユーチューブはしごしてた

飛び込んで来たのがこの記事。

 

いかにも「スクープ撮ったドーー!」で

オッ!町田くん、やっとあの女の呪縛から

解かれたのか?

と、思いきや

 

な~んだ、結局あの女じゃねーかよ!

チャンチャンでした(笑)

 

この記者さん、例のアノ件御存知ないのか

知っててスルーなのか

「初スクープ」だって www

 

ま、好意的に取れば

町田くんが(一流)芸能人に昇格した

ということっすかね。

女性関係を撮られたら一人前だそうですし。

 

『チェリまほ』直後に

煮え湯たんまり飲まされた私としては

(もう、何年前の話よ?)

 

結婚でもなんでも、結論、早よ出せーよ

だったので

別に今更何とも思わんけどね。

 

ただ!

あの女の紹介文が、盛りに盛ってて

大笑い。

 

煮え湯を飲まされた者だけが知る真実は

ここでは書けませんが。

(『好き嫌い .com』 で検索すると

  ぎょうさん出て来まっせ)

 

これはやっぱり『テッパチ』主演が

効いたんでしょう。

腐ってもフジテレビですな。

 

取り急ぎ、御報告。

これぞ閉店大セール

大幅に遅くなってしまい

まことに申し訳ありません。

 

最後の最後に「これぞ自衛隊」という

災害救助シーンもあって

まぁまぁ見応えありーのだったんですけど

 

感動の押し付け感のパワーアップに

辟易してしまいまして。

どう締め括ったらいいものか

逡巡しておりました。

 

『テッパチ  最終話』

遅ればせながらネタバレです。

 

 

 

 

 

うーん、これを「感動的」ととるか

「作為的」ととるか。

まぁ、ドラマは所詮作り物。

至る所、作為だらけで当たり前なんですけ 

どね。

 

先ず、私が敢えて触れてこなかった

オリンピック代表候補者の大怪我の件。

 

たしかに、初現場での宙の不手際が

発端だったかもしれませんが

あくまでも自分が変な飛び降り方をしたか

らですよね。

 

なんとかボードだかの選手で

オリンピック代表にまでなろうかという

自身の大切な身体を考えたなら

「怪我を避ける」ために全力を尽くすのは

当たり前のこと。

 

自分の不注意を棚に上げ

仕切りが悪かった宙に

全面的に責任を押し付けてきた段階で

この芝山には、まったく同情できなかった

のです。

 

宙が直接突き落としたのなら

いざ知らず

代表になれるチャンスをフイにした怨みを

「そもそもコイツがちゃんとしてたら

こうはならなかった」と

宙にぶつけてるだけ。

 

「被害者様」ヘの一方的な謝罪を

強いられる宙の姿で

最後まで引っ張られたのには

ウンザリしてしまいました。

 

ここまで引っ張ったのには理由があって

 

前回の悪夢で自衛隊を退いたと思っていた

馬場くんが

まさかの処理保留で、まだ籍があると知り

 

後は彼の気力の回復を待つしかない。

信じて待ち続けるためには

落ち込んでいる場合じゃないぞと

根気よく芝山を励ますことになったからで

すね。

 

この芝山との和解を促したのが

風間っていうのも唐突です。

一応、宙の先輩で同じ現場にいたから

責任を感じて……らしいのですが

 

事故の後、真っ先に上司である桜間が

謝罪に赴いたときでさえ

けんもほろろだった芝山が

 

その後もずーっと宙を悪し様に追い払って

いた芝山が

初めて顔を出した風間の一言で

宙の話を聞こうとするってのがなぁ。

 

で、その会話で芝山の口から出た

「先ずあんたが死ぬ気でやってるところを

見せろ」が

後々、効いてくる……という流れですね。

 

強引、強引、強引ついでに

病院の中庭で宙は風間に

「何故ラグビーから逃げたのか」

「人との出会いで如何に救われたか」を

まるで総括のように語り出し

 

挙句の果てに、偶然通りかかった少女が

宙のドッグタグを欲しがるという

不自然極まりない出来事が起こります。

 

(カワイイ物に目が無い年頃の女の子が

文字を刻んだだけの金属板を欲しがるか

ね?)

 

さすがにコレはあげられないからと

宙は妹にあげるつもりだったという

別のネームプレートにその子の名を書き

笛を添えて渡します。

 

妹にあげる予定の物を

リュックに入れっぱなしってのも

首傾げますが

 

ここで随分と盛大にフラグを立てて来たの

もう、見え見え過ぎて。

 

あのねぇ、伏線張るなら

もっと周到に張ろうよ。

 

 

さて、再び大雨に見舞われ

土砂に塗れた瓦礫撤去の任務に

駆り出された宙たち。

 

この下に生存者がいるかもしれない。

流れから言って、いないわけがない。

先程の伏線てんこ盛りで

容易に想像がついてしまいます。

 

ただの撤去作業なら、重機だけで

チャチャッと済みますが

人が埋もれているかもしれないとなると

人力で一つ一つ丁寧に取り除かなければな

らないんですね。

これは本当に頭が下がります。

 

で、いよいよ伏線回収で。

生き埋めになった場合の生存確率の

イムリミット72時間目前で

瓦礫の中から、宙が少女にあげた

ネームプレート発見!

 

捜索に血道を上げる中

とうとう上層部から、捜索終了の命令が。

 

上からの命令は絶対服従

それは重々承知の上で

捜索続行を懇願する宙。

 

他の隊員には聞こえなかった笛の音が

たしかに聞こえたと力説する宙の

必死の姿に胸打たれたいのは山々ですよ。

 

山々ですけど、どうにも独り相撲にしか

見えなかったのは、ちと残念。

 

現場を見ていない上の人が

セオリーどおりに捜索打ち切りを決めると

いうのは

余りにも機械的で無慈悲だなとは思います

 

実際の現場で、一隊員の希望を優先して

命令を反故にすることは可能か、と

考えると

ああ、これはやっぱりドラマだからね

なんですよ。

 

そりゃ、あんだけフラグ立てたのも

結局、生きて見つかるからだよねぇ。

という、冷めた見方しかできません。

 

おまけに、日もとっぷり暮れた中

絶望のどん底にいた、あの馬場くんが

八女のおっさんの説得の甲斐あって

捜索現場に合流するんですから

 

これで「見つかりませんでした」は

絶対にあり得ませんわな。

 

少女と両親を無事に救い出し

めでたしめでたしでございます。

生存者を抱えた宙を中心に

隊員が皆で歩いて来る様は

まるで、映画『ハルマゲドン』みたい。

 

ここでふと疑問が。

この土砂と瓦礫の規模で

生存者3名(しかも宙がたまたま知り合っ

た人)以外

被害者がいないってのは

おかしくないか?

 

なんか、最終回に詰め込みすぎたきらいが

あるんですよねぇ。

この1話分を、前編後編と2回に分ければ

もっと丁寧に描けたような気がします。

 

でも、生存者をヘリに乗せ

飛び立つ機体に向かって全員敬礼したとこ

ろは

さすが自衛隊だなぁと思いましたね。

 

それだけに、最後が駆け足になったのは

本当に惜しいのですよ。

 

 

 

馬場くんも復帰し、芝山とも和解し

良かった良かった……

 

いや!最大の宿題が残ってた!

宙の恋ですよ、恋!

 

意中の桜間に呼び出された宙が聞いた答え

な〜んと、桜間まさかのアメリカ留学。

 

ピンク色のヘイサクに続き迷彩服の宙も

彼女にアメリカへ逃げられるという不運?

 

かと思いきや

踵を返した桜間が宙の襟鷲掴みで引き寄せ

いきなりキッスでございますよ!!

 

いや〜〜ビックリしたなぁ、もう。

襟掴んだ時は最後に宙を背負い投げか?

なんて思う間もなくブチューだもんなぁ

(笑)

 

桜間さん、かっけー!

熱い美男美女を熱い太陽が照らし

それはそれは美しかったですね。

 

 

町田くん、お疲れ様でした。

途中、主演の影が薄れ気味になって

西荻窪の二の舞いの懸念もありましたが

最終話に来て堂々の主演っぷりでした。

 

個人的には、せっかく付けた筋肉を

今後も維持していただきとうございます。

なんちゃって(笑)

どうしてくれよう(怒)

馬場くん………

 

おいおい

なんでいきなり「胸糞」に吹っ切った?

ああ、もう、腹の虫が収まらんのですよ。

 

『テッパチ』第10話

怒りのネタバレでございます。

 

 

 

 

 

『マッチング応援団!〜自衛隊SP〜』

とかいう公開お見合い番組に

出演することとなった大木班。

 

一般の方に自衛隊を身近に感じてもらうた 

めの任務なのであーる!と言いつつ

ガチで緊張する大木班長やら

こんなの朝飯前な風間やら

 

自衛官としての使命」という

魔法の言葉で燃え上がる宙やらが

着飾った適齢期の女子達と渡り合います。

 

そこに、いた。

「専業主婦志望、家庭的な私」アピールが

ウザい女。

 

大木班長だと話が通じない。

モテ風間は本気にならない。

野だいこ野村は自分が一番好き。

西くんはガキっぽい。

宙はヤンキー女と盛り上がる。

 

で、一番与し易いと思ったか

真面目一筋、馬場くんをロックオン。

 

番組の構成上、一応男性側からの

告白タイムを経なければならず

馬場くんは、その子「葵」に申し出

カップル成立、めでたしめでたし……

 

いえ、それが不幸の始まりだったのです。

 

馬場くんの「優しさ」が自衛官に向いてな

いのでは?

そんな懸念を抱いていた桜間が

なんとしても彼の音楽隊への夢を応援した

い宙に気圧され

 

馬場くんに持ち掛けたのが

トランペット奏者の欠員が出た隊の

オーディション話。

 

音大出身ではない馬場くんのキャリア不足

を補おうと

班員一致団結で合格へ向けて協力すること

に。

 

これ、もうハッピーエンドしかない流れな

んですけど

例の前回の不幸予告がチラついて

既にここから観るのが辛いという地獄。

 

一生懸命練習している最中の

葵からの「連絡待ってたのに…」電話で

はは〜ん、この女、何かやらかすな

ピンと来ますよね。

 

案の定、いよいよオーディション本番

というタイミングで葵からの電話。

その内容が………

 

もう、やだ、死にたい。

私なんか生きてる価値ない。

最後に声が聞きたかっただけ。

 

だって。

一応、大事な時にごめんとは言ってるもの

いやいや、これ明らかに

「かまってちゃん」のセリフですよね。

 

よりによって、七面倒臭いメンヘラ女に

関わっちゃったなぁ、馬場よ。

こんなの無視無視!

 

しかし、それを無視できないのが馬場くん

です。

オーディションそっちのけで

助けに行っちゃった。

 

大事な本番をすっぽかした事が

皆に知れ渡り

しかも急に連絡が取れなくなったことで

宙が心当たりを探ってみると……

 

例の女に行き着き、事の経緯を尋ねて

あたしゃ、魂消ましたよ!

 

「馬場が助けに駆けつけるかどうか」を

飲み仲間と賭けたゲームだ、などと

ほざきやがったよ、この女!

 

お見合いの時のほんわかした雰囲気は

影も形もなく

不良大学生みたいな

世の中をナメ切ってる物言いで

駆けつけた馬場を笑う葵の姿。

 

自傷癖のあるメンヘラ女より

もっと悪質極まりない落とし穴に

まんまと嵌ってしまった馬場くん。

もう、私、怒りで拳握ってましたよ。

 

散々探し回って、馬場の自宅に

辿り着いた宙が見た物。

それは、大量の薬とアルコール摂取で

意識不明の馬場くんでした……

 

あんなに皆が応援してくれた

大事なチャンスを

半端な使命感から棒に振ってしまった

その罪悪感に耐えられなかった

だなんて……

 

桜間が懸念していたのは

彼のこういうところだったのでしょうね。

優しい人は、人の気持ちに同化してしまい

自分を見失う危険があります。

 

あのとき、彼はどうすれば良かったのか。

 

避難誘導の宙の失敗と同じように

一人で解決しようとせず

誰かに相談し、託すという選択をすること

も出来たのではないでしょうか。

 

そして、最悪、今回のように

冷静な判断が出来ず騙されてしまったとし

 

この世の終わりと自暴自棄にならずとも

バディの宙に弱音を吐くだけで

少なくとも自殺未遂は避けられたのではと

思うのですね。

 

馬場のような真面目で優等生な人は

他人から頼られることは苦にならないけれ

自分が他人を頼るのは嫌がるんですね。

 

結局、馬場くんは自衛隊を去ってしまいま

した。

 

 

 

 

 

この一件が無かったとしても

彼の気質から、いずれ壁にブチ当たって

突き落とされることになっていたかも

しれません。

 

しれませんが、それにしたって

完全な悪意によって迎えてしまった

この馬場の結末。

 

いいのか?これで。

あのふざけた葵と仲間連中は

何のお咎めも無しのままなのか?

 

いよいよ次回、最終回ですが

この鬱憤を晴らさないまま

終わられた日にゃぁ

あたしゃ、黙っちゃおられんよ。

 

お見合い番組収録の間

ヤンキー風女子とイイ感じになった宙に

イラついて

 

片付けの時、乱暴に椅子を積み上げてた

桜間が可愛くて

これは、宙とイイ線行くんじゃないか

な〜んてニコニコ観てたのに

 

最後は悔し涙でボロボロでした。

馬場くんも、コレで終わりだなんて

許せんよ!

なんとか一矢報いてくれ!

”それ” が見えたら、終わり

今回のテーマは「知られざる自衛官の恋愛事情!」
みたいな感じなのかな?

ま、私も部外者なので
実態に詳しいわけではありませんが
結局、それは個人差に依るんじゃないのかね?
と、思っちゃったら
あんまり興味は湧かない話題でした。

っていうか、わたくし
そもそも「男・女」に食指が動かんのだった(笑)

そんな「男・男」好きとして
唯一引っ掛かったのが
合コンでのまさかの「BL」ワード炸裂!

『テッパチ 第9話』ネタバレいたします。








大木班一のスケコマシ……もとい!
モテ男の風間がいつものように女性に声掛けられ
企画された合コンで「それ」は飛び出しました。

前回の模擬試験合格を受けて
桜間から示唆された言葉
「短所を直しながら、長所を伸ばしたら?」に
完全に感化された宙。

その長所と言われた「仲間への思いやり」を
まるで何かの呪文のように念じながら
過ごしていたもんで

合コンの場でも、隣の馬場に料理を取り分けたり
うるさいくらい世話を焼くのですね。

で、その様を女子は見逃しません。
「なんか、BLっぽいかも」

いやぁ、コレは完全に『チェリまほ』黒沢の
町田啓太で当て書きしたセリフでしょう。
何だ、何だ、黒沢ファンを歓喜させようってか?

でも、そう言われた当の宙の反応は
間抜けな顔で「BL?」だし
いけ好かない野村のフォローは
「あいつのBはバカのB、Lは乱暴のLだから」
で、宙くんムキーーッというオチで。

まぁ、ねぇ、そんな他愛も無いやり取り
アハハ、上手いこと言うねぇで
やり過ごせばいいんでしょうけど。

永遠の黒沢愛で生きている私としては
少々複雑でしたね。
わざわざ町田くんを使っておちょくらんでも……
みたいな?

過去の役柄を当て書きするパロディ風な演出
よく見ますし、その経緯を知ってると
倍、楽しめたりしますよね。

なのに、コレに関しては楽しくなかったのよ!
(大体、あれくらいの絡みで「BLみたい」とは思わんし)

しかし、だからと言って
批判をしようというほどのものでもなく
心の中を風がヒューと通り過ぎた感じ。

世間の一般的な認識とズレた自分を
これからどうやって立て直したらいいのか
途方に暮れてしまうのです。

当たり役を得た役者を見続けると
いつかはこういう苦行を強いられるのですね。

その後に出てきた王様ゲーム
『チェリまほ』を意識していてあざとい、と
言われてるそうですが

それに関しては「合コン→王様ゲーム」の方が
流れとしては自然だと思うので
(むしろ『チェリまほ』の方が不愉快でした。六角グッジョブ!)
何も気にならなかったです。



さて、今回、モテ男・風間の不審な様子に
振り回される大木班。

班長大木に、ヤケに突っ掛かる。
・声掛けて来た女子に愛想振りまくけど
 向こうが本気出して来たら掌返す。
・休日の謎の外出。
・何か知らんけど警務隊
 (自衛隊の警察みたいなとこ)に
 出入りしている。

メッチャ怪しい!
コレは完全に「女性関係トラブル」だな!

と、思いきや
警務隊通いは、自衛官憧れの特別儀仗隊への異動のため。
そこに行くにはもっと技術を磨かなきゃならないので
休日は内緒で柔道の特訓。

ほんで、問題の女性関係は
本気になれない相手に冷たくするのは思いやり
(だったら、最初から甘い対応すんなよって話)
と、抜かしやがるし

大木班長に異動を相談すると
別れが辛くなるから
わざとよそよそしくしたんだそうで。

これらがぜーんぶ、最後のちゅうとん家シーンで明らかに。

……なんか、このドラマ
初めはワルども → 最後、実はイイどもでした
のパターン多すぎませんかね。

それでいくと、先程「いけ好かない」とした
野だいこ野村はどうなんだ?
今回も大木班長になんだかんだ御注進して
いいだけかちゃまかしてたぞ。

要注意人物として
しっかりマークしておりますよ。





最後、丸く収まってやれやれだったのに
思わせぶりなスローモーションとともに
優等生・馬場の意味深ナレーションで
心がザワつくのなんの!

何、やらかしたんだよ、馬場くん!

普段からやらかす宙みたいのより
品行方正な馬場くんタイプの方が
結構デカい失敗しがちなので
もう心配で心配で。

赤鉛筆 耳に引っ掛け 幸逃す

今回は先輩・金子の人生いろいろがテーマ
ということでしたが

金子も甘いわ、ドラマも甘いわ、で
視聴率が下げ止まらないのも
さもありなん……でしたね。

ま、早々に諦めた方からしたら
気付くの遅っ、なのかもしれませんが。

『テッパチ!』第8話
ネタバレいたします。








大体、私自身ギャンブルに一切興味がない
ということも
金子にまったく感情移入できない要因だったわけで。

片手に競馬新聞、もう一方に赤鉛筆という
登場姿だけで「あ、コイツはあかん」って
思っちゃうんですよ、どうしても。

(余談ですが、ギャンブルにのめり込む人に
結構、公務員が多いそうですね。
職と収入が安定しているかららしいです)

可愛い盛りの一人娘がいるにも関わらず
離婚する羽目になってしまったのも
もちろん、ギャンブルのせい。

回想シーンでは、貯金に手を付け
借金してまで……というレベルだったようで
しかも、出て行こうとしている奥さんを
説得する時まで、競馬新聞を手放さず

極めつけは、耳に赤鉛筆引っ掛けたまま!

これで前歯が無かったら
典型的なギャンブルで人生詰んだオッサンですよ。

その格好で「もうしない、絶対に止めるから」
つったって、説得力皆無。
案の定、当時の奥さん曰く
「何度もそう言った、もう信じられない!」
ですもんね。

そんな別れ方をした奥さんが
数年ぶりに、なんの屈託もなく娘を連れて
駐屯地まで会いに来たことで
金子に、ある奮起が促されたというわけです。

実は、私生活だけでなく肝心の自衛官の職も
再三の昇任試験不合格で
黄色信号が灯っていたのです。

この「再三の」に
わたくし、引っ掛かりましたねぇ。

今回「人生を賭けた大勝負」に際しての
大木班一致団結、という美談が
ずいぶん都合良すぎるよなぁ、と。

宙が配属されて此の方
大木班というのは、一つの小隊として
まとまっているように見えていたのですが
どうも、個人の問題にはあまり干渉しない
クールな人間関係だったようで。

第1部・訓練生時代のような連帯感があれば
金子が再三不合格になるようなことは
無かったと思うのです。

それこそ、その「連帯感」を持ったままの
宙と馬場に触発されたのかどうかわかりませんが

大木班長の鶴の一声で
金子合格へのバックアップ体制が
すぐに組まれて一致団結と相成ったのですね。

いやいや、そんな熱い仲間意識があるのなら
もっと前から、再三落ちる前から
協力してやればよかったっしょ。

ひょんなことから受験資格の無い宙まで
模擬試験という形で受けることになり 
そのことで、先を越された体になった馬場へ

不安を煽るような物言いで
底意地の悪さを見せる野村さえも
何故か素直に金子の家庭教師しちゃってるし。

彼の性格からして、この変わり身の早さは
不自然極まりない。

これがドラマ筋立ての甘さと思えるところです。

そして、金子自身の甘さは
別れた家族への未練がありながら
結局、ギャンブルから足を洗えず
(しかも昇任試験に落ち続け)

たまたま久しぶりに会いに来てくれた家族に
希望を見出したから
今回は頑張ることが出来た、という
何もかも偶然頼みな点ですね。

本気で、死ぬほど本気で
家族を取り戻したいと思うなら
先ず、不和の大本の原因であるギャンブルを
止めるはずです。

そこに、金子の真剣味が見えないので
「奥さん、よりは戻さん方がいいぞ」と
つい、思ってしまうんですね。

努力の甲斐あって合格し
いよいよ復縁を切り出そうとした矢先に
奥さんから再婚する旨を聞かされる
というオチに、すごく納得いたしました。

悲惨な別れ方をした後
幼い娘を育てながらの生活は大変だったと
容易に想像できます。

そんな彼女が因縁の前夫の前に
にこやかに現れ、娘を会わせるということは
新しい切っ掛けを掴んで
既に幸せに満ち足りているからに他ありません。

復縁に同意してくれるのではないか、と
能天気な勘違いをしたからこそ
金子は自衛官の職を手放さずに済んだわけですが
あまりにも甘い。甘いったら甘い。

実の父親が自衛官であることを
誇りに思う娘のためにも頑張ってほしい。

これは胸に突き刺さったでしょう。





ところで、自衛隊を辞めた人
いわゆる「元・自衛官」って肩書を
よく目にするのですが

衣食住完備で福利厚生も充実した職場を
なんで辞めちゃうんだろう、と
不思議に思ってたのです。

そしたら今回、謎が氷解しました。
一定の年齢までに昇任試験に合格しないと
金子のように、転職を促される仕組みだったんですね。

他の公務員のように、一度なってしまえば
一生安泰というわけではない
結構、厳しい職場だったとは知りませんでした。

模擬とはいえ見事合格点を取った宙も
例外ではなく
好意を邪推した金子に手を出したことを始め
過去の独りよがりな行動を懸念している桜間に

宙は「自衛官としての適性」を
疑問視されているようなのです。

もっともっと人の何倍も頑張って
手に入れないとな。

八女のおっさん、お見通しですわ(笑)