それはどうかな

心に引っ掛かったことを書き留めます

”それ” が見えたら、終わり

今回のテーマは「知られざる自衛官の恋愛事情!」
みたいな感じなのかな?

ま、私も部外者なので
実態に詳しいわけではありませんが
結局、それは個人差に依るんじゃないのかね?
と、思っちゃったら
あんまり興味は湧かない話題でした。

っていうか、わたくし
そもそも「男・女」に食指が動かんのだった(笑)

そんな「男・男」好きとして
唯一引っ掛かったのが
合コンでのまさかの「BL」ワード炸裂!

『テッパチ 第9話』ネタバレいたします。








大木班一のスケコマシ……もとい!
モテ男の風間がいつものように女性に声掛けられ
企画された合コンで「それ」は飛び出しました。

前回の模擬試験合格を受けて
桜間から示唆された言葉
「短所を直しながら、長所を伸ばしたら?」に
完全に感化された宙。

その長所と言われた「仲間への思いやり」を
まるで何かの呪文のように念じながら
過ごしていたもんで

合コンの場でも、隣の馬場に料理を取り分けたり
うるさいくらい世話を焼くのですね。

で、その様を女子は見逃しません。
「なんか、BLっぽいかも」

いやぁ、コレは完全に『チェリまほ』黒沢の
町田啓太で当て書きしたセリフでしょう。
何だ、何だ、黒沢ファンを歓喜させようってか?

でも、そう言われた当の宙の反応は
間抜けな顔で「BL?」だし
いけ好かない野村のフォローは
「あいつのBはバカのB、Lは乱暴のLだから」
で、宙くんムキーーッというオチで。

まぁ、ねぇ、そんな他愛も無いやり取り
アハハ、上手いこと言うねぇで
やり過ごせばいいんでしょうけど。

永遠の黒沢愛で生きている私としては
少々複雑でしたね。
わざわざ町田くんを使っておちょくらんでも……
みたいな?

過去の役柄を当て書きするパロディ風な演出
よく見ますし、その経緯を知ってると
倍、楽しめたりしますよね。

なのに、コレに関しては楽しくなかったのよ!
(大体、あれくらいの絡みで「BLみたい」とは思わんし)

しかし、だからと言って
批判をしようというほどのものでもなく
心の中を風がヒューと通り過ぎた感じ。

世間の一般的な認識とズレた自分を
これからどうやって立て直したらいいのか
途方に暮れてしまうのです。

当たり役を得た役者を見続けると
いつかはこういう苦行を強いられるのですね。

その後に出てきた王様ゲーム
『チェリまほ』を意識していてあざとい、と
言われてるそうですが

それに関しては「合コン→王様ゲーム」の方が
流れとしては自然だと思うので
(むしろ『チェリまほ』の方が不愉快でした。六角グッジョブ!)
何も気にならなかったです。



さて、今回、モテ男・風間の不審な様子に
振り回される大木班。

班長大木に、ヤケに突っ掛かる。
・声掛けて来た女子に愛想振りまくけど
 向こうが本気出して来たら掌返す。
・休日の謎の外出。
・何か知らんけど警務隊
 (自衛隊の警察みたいなとこ)に
 出入りしている。

メッチャ怪しい!
コレは完全に「女性関係トラブル」だな!

と、思いきや
警務隊通いは、自衛官憧れの特別儀仗隊への異動のため。
そこに行くにはもっと技術を磨かなきゃならないので
休日は内緒で柔道の特訓。

ほんで、問題の女性関係は
本気になれない相手に冷たくするのは思いやり
(だったら、最初から甘い対応すんなよって話)
と、抜かしやがるし

大木班長に異動を相談すると
別れが辛くなるから
わざとよそよそしくしたんだそうで。

これらがぜーんぶ、最後のちゅうとん家シーンで明らかに。

……なんか、このドラマ
初めはワルども → 最後、実はイイどもでした
のパターン多すぎませんかね。

それでいくと、先程「いけ好かない」とした
野だいこ野村はどうなんだ?
今回も大木班長になんだかんだ御注進して
いいだけかちゃまかしてたぞ。

要注意人物として
しっかりマークしておりますよ。





最後、丸く収まってやれやれだったのに
思わせぶりなスローモーションとともに
優等生・馬場の意味深ナレーションで
心がザワつくのなんの!

何、やらかしたんだよ、馬場くん!

普段からやらかす宙みたいのより
品行方正な馬場くんタイプの方が
結構デカい失敗しがちなので
もう心配で心配で。